3D object converter

Urban Reflection Converter ver.1.06

Install
Uninstall
Usage
Regist
Copyright
about Urban Reflection
History

Overview

　Urban Reflection Converter(以下URConv)は、Caligari社のモデラtrueSpace/SE、trueSpace2の3DオブジェクトファイルであるCaligari OBject file(COB)をDirect3DのXファイルへ変換するソフトです。
このソフトはシェアウエアソフト(5000円)です。試用期間は、１週間です（試用期間を過ぎると動作しなくなります、ご注意ください）。

Required environment

　対象OSは、Windows95またはWindowsNT3.51(Intel binary)以降です。　必要なランタイムライブラリは、DirectX3以降、VisualC++5.0Jのランタイム(msvcrt.dllとmfc42.dll)がインストールされている必要があります。別途入手してください。（VC5のランタイムは拙作FTPソフト小次郎フルパッケージ版に付いています。http://www.asahi-net.or.jp/~qs7e-kmy/kojiro.html）

Support

ご意見ご感想、バグ報告、欲しい機能、等はe-mail:KFA04255@nifty.ne.jpかみやんまで。

Install

VisualC++5.Jのランタイム(msvcrt.dll,mfc42.dll)をウインドウズシステムディレクトリへ移動する。
X binaryの出力を使用する場合は、DirectX3以降のランタイムをインストールする。
URConv??.lzhを適当なフォルダへ展開する。
URConv.exeのショートカットをスタートメニューおよびディスクトップに作る

Uninstall

URConvを展開したフォルダごとごみ箱へ投げる。
レジストリエディタ(OS付属のRegEdit.exe)で、\HKEY_CURRENT_USER \Software \UrbanReflection \URConvキーを削除する。

Usage

URConv.exeを起動する。
エクスプローラからCOBファイルをURConvへドラッグ＆ドロップする（複数可）。
Convert!をクリックする。

設定

Add Templates
Xファイルに、templatesヘッダを付加します。これは、DirectX2(または、DirectX3 に付属するDirect3D for NT beta)で動作させるアプリケーションを作るときは、 ONにする必要があります。なお、Binary Xのときは、無効です。デフォルトは ONです。
Binary X File
バイナリのXファイルを出力します。これをONにするときは、DirectX3以降のランタイムがインストールされている必要があります。また、コンバートに少し時間がかかります。開発中はOFFにしておくといいでしょう。これは、DirectX2(または、DirectX3に付属するDirect3D for NT beta) で動作させるアプリケーションを作るときは、OFFにする必要があります。デフォルトはOFFです。
Scale and rotation infomation
trueSpaceでオブジェクトのスケールを変更したり、回転させた情報を有効にするときはONにしてください。デフォルトはONです。それでも、スケールが違っていたら、（あなたの作る）アプリケーションで Xファイルをロード後、Direct3DRMMethBuilder::Scale()で調整してください。
Postion infomation
trueSpaceでオブジェクトの移動させた情報を有効にするときはONにしてください。 ONにするとtrueSpaceのワールド座標の原点が回転の中心になります。これでは、不便なので通常はOFFにしておくと良いでしょう。OFFにしても回転の中心がずれる場合は、（あなた作る）アプリケーションでXファイルをロード後、Direct3DRMMeshBuilder::Translate()で調整してください。
PPM texture
テクスチャをBMPからPPMに変換します。

仕様

COBファイルのあるフォルダにXファイルが出力される。ファイル名は拡張子をCOBからXへ変換されたものとなる。

形状の出力、マテリアルの出力に対応

法線の出力に対応、facet(角張ったオブジェクト)、smooth（丸まったオブジェクト）、auto angle（丸まった辺と角張った辺を持つオブジェクト）に対応。

テクスチャマップに対応。テクスチャは8bit/pixelのWindows bitmapのみ対応。テクスチャの大きさはDirect3Dは幅、高さ共に2のべき乗でなければならないが自動的に展開。

対応している情報は、PolH chunk, Mat1 chunkです。

階層構造の未対応
trueSpace側で、すべてアングルーして、１つ１つ別のオブジェクトとして保存して、バラバラのXファイルを作って、（あなたの作る)アプリケーション側で階層構造にしてください。
または、trueSpace2をお持ちの場合は、オブジェクトの和で１つのオブジェクトにしてください。

アニメーションの未対応。

拡張子がCOBまたはSRN以外はドロップできない。

起動時のコマンドライン引数で、自動コンバート。COBファイルをURConvに関連付けさせたり、URConvのアイコンにCOBファイルをドラッグ＆ドロップさせたり、OSのSendToフォルダにURConvのショートカットを作っておくと便利。ただし、自動コンバートの場合は、エラーが出ても自動終了するため、エラーの原因がわかりません。コンバートできない場合は、通常のURConvを起動してから、ファイルをドロップする方法でコンバートしてください。

その他、COBフォーマットの解析できなかった情報の未対応。MRec chunk,Unit chunkなど。

AsciiのCOBに未対応。
trueSpace側で、オブジェクトをバイナリで保存し直してください。

穴ポリゴンに未対応。
trueSpace側で三角形ポリゴン化してください。

trueSpaceに最初から付いているサンプルの多くはコンバートできません。
理由は、URConvが階層構造に対応していないせいです。

コンバート中に表示されるパラメータは、V=頂点数、F=ポリゴン数(Face)、N=法線数、T=テクスチャ頂点数です。

シェアウェア送金の仕方

　URConvはシェアウェアソフトです。試用期間を超えて使用する場合は、シェアウェア送金をして正規登録をしてください。

ライセンス及び注意事項

　シェアウェア登録は、以下の事項をよく読んでからおこなってください。

１ライセンスに付き5000円です。
ライセンスは、マシン（端末）の数とユーザの数の少ない方の本数を必要とします。例えば、一人で３台のパソコンを使っている場合は、１本のライセンス。また、３０台の端末をつないだネットワークに１２０人のユーザがいる場合は３０本のライセンスが必要です。
一度送金れたものは、返金できません。くれぐれも慎重にお願いします。
このプログラムを実行したことによる不利益の責任は作者にはない物とします。ユーザの責任で実行してください。
一部のコンピュータ、または、環境では動作しないことがあります。必ず動作することを確かめた後、送金してください。
作者から送られるパスワードを他言および公表しないこと。
作者は、ソフトのバージョンアップの義務を負いません。

送金方法

　送金方法には以下の２通りがあります。送金した後、作者から正規登録用のパスワードが電子メールにより送られてきます。

ニフティーサーブのシェアウェア送金代行による送金
郵便振り替えによる送金

パスワード入手後、ロックを解除する

　URConvを起動し、「Regist」ボタンをクリックして、作者から送られてきたパスワードを正確に入力する。
　正規登録完了。

ニフティーサーブのシェアウェア送金代行による送金

　これはニフティーサーブの送金代行システムが利用可能な方のみの方法です。（通常、クレジットカード決済の方のみ可能です）。以下に手順を説明します（赤い字がユーザの入力です）。
　通信ソフトで自動送金機能があるものもありますが、トラブルを押さえるため手動で行って下さい。

手順

ニフティーサーブに接続しGO SWREGでシェアウェアレジストレーションセンターへ移動する。
＞GO SWREG
送金代行サービスに入る。
＞3
送金システムに入る。
＞2
検索方法を尋ねられるので「1:シェアウェア番号指定」を選択する。
＞1
シェアウェア番号を尋ねられるので5039を入力する。
＞5039
URConvの補足説明が出るので、間違いがないか確認し、合っていれば「送金希望をする」を選択する。
再度、送金するかどうか訪ねられるので、間違いがなければ「送金する」を選択。
送金され、送金代行番号が表示される。しかし、送金代行番号は使用しないのでメモする必要なはい。（これはパスワードではありません。パスワードは送金後、作者からメールで送られてきます。）
ニフティーサーブの回線を切断する。
長くても４日以内には作者からパスワードがメールで送られてきます。そのパスワードをメモし、大切に保管して置いて下さい。万が一、１週間をすぎてもパスワードが送られてこない場合は、見落としている可能性があるので作者へ催促のメールを送って下さい。できるだけ２４時間以内にはパスワードを送れる予定。
数日待ってニフティーサーブに接続しメールが来ていないかチェックする。メールが届いていることを見落とす方が多くいます。気を付けて下さい。また、ニフティーサーブは、通常２週間で読んでいないメールも削除されてしまいます。必ず週に１度ぐらいは接続し、メールを確認して下さい。また、ニフティーサーブは通常100件のメールが貯まるとメールボックスが一杯になり届かなくなります。その場合はメールを削除してメールボックスを開けておいて下さい。
URConvを起動し「Regist」ボタンをクリックして、パスワードを正確に入力する。
正規登録完了！

郵便振り替えによる送金

　これは、ニフティーサーブの送金代行システムが利用できない方で、電子メールは送受信することができるという方のための方法です（インターネット経由・PC-VAN経由・People経由等でメールが使える方や、ニフティーサーブの会員でも送金代行システムを使えない方など）。以下に手順を説明します。

郵便振り替え手数料(70円)は、送金者で負担して下さい。

手順

作者に以下の内容のメールを出す。
　　宛先：KFA04255@nifty.ne.jp (ニフティーからの人はKFA04255）
　　表題：URConv、郵便振替で送金します
　　内容：URConvの送金を郵便振替で行います。
　　　　　パスワードは次の所へ送って下さい。
　　　　　電子メールアドレス:○○○○○○○
　　　　　氏名：○○○○　（←郵便振替払込のときと同じ名前にすること）
　　　　　ライセンス数:○本　　　　　感想：（あれば）
作者から返事が来るのを確認する。
ちゃんとメールが届くか確認するため作者からメールを出します。
もし、確認のメールが来なかった場合は，あなたのメールアドレスが間違っているか，僕が死んでいるか，僕がシェアウエア活動を停止している可能性があります。
お近くの郵便局へ行き「郵便振替払込取扱票（ゆうびんふりかえはらいこみとりあつかいひょう）」に必要事項を記入し、代金とともに郵便局へ出す。

　　口座番号：00860-8-38607
　　金額　　：5000xライセンス数（通常5000円)
　　加入者名：神谷栄治
　　住所氏名：あなたの住所と氏名
　　通信欄　：「URConvxライセンス数=合計金額」
郵便局から作者へ、送金があったことが連絡されます。その確認ができしだいメールを出します。長くても送金から１０日以内には作者からパスワードがメールで送られてきます(平均7日ほどで、郵便局から作者へ連絡があります）。そのパスワードをメモし、大切に保管して置いて下さい。万が一２週間をすぎてもパスワードが送られてこない場合は、見落としている可能性があるので作者へ催促のメールを送って下さい。
通信欄に「URConv」と必ず書いてください。この口座はURConv専用の口座ではないので必ず通信欄に「URConvxライセンス数=合計金額」を書いて下さい。あと、「通信欄がない」という報告がよくありますが、最近の払込表は、２枚目だけにあります（１枚目にはない）。
URConvを起動し、「Regist」ボタンをクリックし、正確にパスワードを入力して下さい。
正規登録完了！

Copyright

このプログラムを実行したことによる不利益の責任は作者にはない物とします。ユーザの責任で実行してください。

圧縮ファイルに含まれるすべてのファイルの著作権は3D研究団体Urban Reflectionにあります。無断で販売・修正・逆アセンブル・逆コンパイルする事を禁じます。

圧縮ファイルが無修正である限り、他のネット・FTPサイト・ホームページ等への転載・配布は自由に行ってもらって結構です。

雑誌・書籍等の付録、その他ソフトウェア・ハードウェアへのバンドルなど、CD-ROMまたはフロッピーディスクなどの媒体に転載する場合は、１度メールで許可を得て下さい。KFA04255@nifty.ne.jpかみやんまで。
雑誌・書籍等に紹介記事などを掲載する場合は、お断りすることはないので、許可を得る必要はありませんが、掲載決定後でも構わないのでメールを下さい。KFA04255@nifty.ne.jpかみやんまで。

制作・著作	3D研究団体Urban Reflection
プログラマ	かみやんKFA04255@nifty.ne.jp
開発環境	AT互換機 Pentium166 DiamondStelth3D-2000 WindowsNT4.0J VisualC++4.2J,5.0J DirectX3.0

about 3D研究団体Urban Reflection

3D研究団体Urban Reflectionは、1996年に3D野郎が集まって結成された団体です。みんな優秀なプログラマでパワフルです。きっとこれからもイカす3Dものを作ってくれるでしょう。
とりあえず、メンバー紹介しときます。

名前	ホームページ	コメント
かみやん	http://www.asahi-net.or.jp/~qs7e-kmy/	1973年生まれ。現在、大学生。某ゲーム会社でプレステのゲームの開発に参加。雑誌InsideWindowsに執筆。オンラインソフトの発表。代表作は、3Dグラフィックライブラリ「Method」、3Dポリゴンシューティング「Verseau」、FTPソフト「小次郎」、落ちものパズル「ぱいぽ～！」など。
agw	なし	1971年生まれ。現在、某ゲーム会社のプレステ用ゲームの開発に参加。代表作はまだないけど、たぶんDirect3D用モデラ「Urban Landscape」、でも仕事が忙しくてなかなか開発が進んでいない(^^;。なぜか制御工学にも長けている。
MK	http://w3.is.sci.toho-u.ac.jp:8080/~m/	1969年生まれ。現在、某ソフトメーカに勤める。バイク好き。代表作は、3Dポリゴン格闘ゲーム「夢幻狂舞伝」、3Dポリゴンシューティング「HYPER UNIVERSE」、3Dポリゴンスキーゲーム「HYPER ALPEN」、3Dレーシングゲーム「HYPER RACING」など。
ほりぽん	http://www.asahi-net.or.jp/~UT4T-HRNU/	1972年生まれ。現在、某電気メーカに勤める。武道家。代表作は、3Dポリゴンアニメーションエディタ「HUMAN」、3Dポリゴンロボットシミュレータ「PUMAN」など。専門は、ロボット工学。

History

ver.0.01 1996/12/24(Merry X'mas!): 初版 InsideWindows97年3月号に付けたやつ
ver.1.00 1997/01/21: Binary Xに対応
Add Templates機能追加
Scale and rotation infomation機能追加
Position infomation機能追加
[Edit][Delate All]機能追加
ver.1.01 1997/02/25: PPMテクスチャ機能追加
BinaryXで落ちるバグの修正(Direct3Dのライブラリの静的リンクへ変更)
ver.1.02 1997/07/31

Contents